Journal
白良浜で「ローカルとインバウンドが美しい共存」をするには?
haru
2026/7/2
白良浜で「ローカルとインバウンドが美しい共存」をするには?
さて、本題。
ビーチは公共の空間だからこそ、お店以上に「空気感のマネジメント」が重要。旅慣れた外国人が「ここに混ざりたい」と思える、ローカル主導の空間をどう維持するかが鍵だろう。
① 「ビーチクリーン」が象徴する、ローカルの誇りの可視化。
※5月の海開き前に行われたビーチクリーンのように、「この美しい浜は、地元の人間が愛し、自分たちの手で守っている場所なんだ」という姿を外に見せることで、海外のゲストの中に「ここはリスペクトすべき場所だ」という意識が生まれ、ただ消費するだけの観光客から、その土地の文化に共感する「仲間」へと変わっていく。
② 「夏(ハレ)だけじゃない、日常(ケ)の浜」の価値の再提案
※混雑する真夏の昼間(ハレ)は観光客に譲ったとしても、例えば「早朝の散歩」や「夕暮れ時にちょっとコーヒーやワインを持って佇む時間」など、地元の大人だからこそ知っている、一番贅沢な時間帯の過ごし方(素敵な日常)をローカル自身が取り戻すこと。
地元の人が豊かに佇んでいる姿を見て、旅慣れた観光の方(外国人含む)が「これこそが白浜のリアルなライフスタイルだ」と憧れる、という循環が理想。
③ ローカルがハブになるイベントや仕掛け
※単なる「観光イベント」ではなく、地元の食材、地元の音楽、地元の人が本当に集まるカルチャーが滲み出るような仕掛けを浜の周辺に作ることが急務。地元民が楽しそうに集まっている場所には、旅慣れたゲストも自然と心地よさを感じて溶け込んでいくはず。
九十九という場所も、白良浜という場所も、根底にあるテーマは全く同じ。
「ローカルが、自分たちの土地と文化に誇りを持ち、日常を一番楽しんでいること。その輪の中に、世界からのゲストをゲストとして美しく迎え入れること」
この関係性が崩れない限り、白浜は消費される観光地ではなく、世界中から選ばれ、憧れられる「持続可能な成熟したローカル」であり続けられる。
